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上昇気流に乗せることばを

2020年01月17日
印象的な言葉から 0
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施設入居者様のあるおばあさんは、サービスを終えた後に必ず 「すみません」 と仰るのです。
これは謝罪ではなく、お礼を言っているのですが、この言葉は私の胸を苦しくします。

すみません という言葉には、申し訳ない という意味合いがあります。
そのおばあさんも、加齢で自分が動けなくなっていることを自覚されており、
他者の手を借りて生活することに申し訳ない気持ち、
うしろめたさを抱えておらるのが見て取れるのです。

言葉を見てみても
すみ ません とは、澄みません、済みません で、
澄み切らない状態 未完のままである という印象がします。

何かミスをした時にも「すみません」は使われますが、この場合は欠損、欠落、過失などが内包されます。

いずれにしても悶々とした気持ち、しこりが残っているように感じます。
実際に、「すみません」 という言葉を使う人を観察していても、どこか悶々としたものを感じます。

手賀沼の神々

他方、ケアをした後に 「ありがとう」 といつも仰るじいさんがおりました。
その方は、義歯が合わないこともあり発語が明瞭ではないのですが、
いつも一言ひとこと 「 あ り が と う 」 とスローテンポで伝えてくださいました。
そして何より笑顔で仰るのです。
この方はヘルパーからも大変慕われておりました。

ありがとう 感謝



何度か書いていますが、言葉というのは、それは自分の耳から再び入ります。
自分が発した言葉は他者からの言葉になる ということです。
自己暗示です。
加えて、自分が言葉を話す時には体内で共鳴しますので、他者からの言葉より自己暗示効果は大きいのです。
このことはよく意識して言葉を発するようにしたいものです。



日本人は謙遜することを美徳の一つとされている場合があります。
謙譲とは、へりくだることです。自身を低めて相手を高位におくことです。場所を譲ることです。

しぶしぶ謙譲したのなら、心は不当な扱いと認識し、ストレスや不満を抱えることになります。
心がふさぎ込んだり、ネガティブになったり、本心と建前が混乱して本当の自分が見えなくなってきます。

ドラマや映画、もちろん現実にもあることですが、権力者にすり寄って自分も権力者にあやかろうとする者がおります。
この場合は自分にも利するものがあるので、謙譲しても心にストレスなど生じないかと思います。 (-_-)



言葉は、自他共に明るく幸せになれるように使うのが良いと思います。

自分が暗くなる言葉は、使わない方がいいしょう。
自分がイライラする言葉は、使わない方がいいでしょう。
自分を卑下するような言葉は、使わない方がいいでしょう。
自分が思ってもいない言葉を使うのも、やめた方がいいでしょう。

言葉は自他共に、天に向かう上昇気流に乗せるように使いたいものです。



以前、白杖の方と駅まで同行した話を書きましたが、その時も双方が ありがとう  でした。
【関連記事:
白杖の方に助けられる

感謝は すみません よりは ありがとう を使う方が、自他の心にも健全だと思います。


蓮 ハス 甲斐姫 花 



よき光と共に在れますように。




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とみたや
Author: とみたや
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