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身体全体をつかうこと

2016年05月02日
日々思うこと 0
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ネコなどを見ていると、準備運動などしなくとも、恐ろしいまでの瞬発力を見せつけてくれます。野生動物などは皆そうですが、準備運動やストレッチなどしなくとも、ねん挫したり腰痛になったりはしません。これは昔の農家の方々も同じで、農作業前に準備体操をしているじいさんばあさんなど聞いたこともありません。実際90近くの現役農家のばあさんに尋ねたことがありますが、やはり農作業前に準備運動などしたことないそうです。しかもそれで腰痛知らずでした。
こうしたことを考えると、現代の身体運動はどこか基本的なところで間違っていると思わざるを得ないわけです。

例えば昔は瓶を入れたケース。
これは普通に手を外側から回して持つと大変重く感じます。
こういう持ち方ですね。↓ (画像検索画面をキャプチャして切り抜きました。)
ビールケース運び

しかし手のひらを外側にしてケースを内側からつかむと重さをあまり感じることなく持ち上げることができます。これは手を外側に向けることで腕の筋肉が動かしにくくなり、結果として腕や背中の筋肉と連動することによって全身で持ち上げることになるからです。これは古武術研究家の甲野善紀(よしのり)さんが詳しく説明されています。

私は身体が華奢なので、当初から筋力に頼った介護はしていませんでした。教科書どおりの介護技術や現場で行なわれている介護動作では自分の身体にいろいろと負担がかかっていることを実感していたからです。これは運動原理への疑問ということでもあります。
以来、身体に負担のかからない方法を自分で実践していたのですが、10年前に知ったのが先ほどの甲野善紀さんでした。甲野さんの身体操作は私にとってはとてもいい出会いでした。

小手先の筋力や力任せの介護にならないよう、自分の身体、そして相手の身体とよく会話をしながら、心身ともに安寧に過ごしたいものです。

南無遍照金剛。
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とみたや
Author: とみたや
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自転車に乗ってお散歩と写真を楽しんでいます。
ときどき紙遊び(切り折り紙)をしています。
魂の磨きについて考えて生きたいと思います。

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