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自転車、アート、カラフル、キレイが好き。切り折り紙探検隊。

Category: 日々雑感  

線香花火 ~しあわせについて~ 「暮らしを楽しむ(621116)」

今年も終戦記念日の一日を終えました。
良くも悪くも、古い日本が死に新しい日本が生まれた記念すべき日ですね。
あの当時の日本人は、戦争が終わったという思いと同時に
この日本という国は終わったと感じたに違いありません。

私にとって終戦の日は、「夏の終わり」のイメージなんですね。
真夏の日差しの下、玉音放送を涙ながらに聞いている人々の映像。
あれを見たときに強烈に「夏の終わり」を印象付けられたんでしょうね。

そして同時にですね、
夏が終わるというイメージには、線香花火がくっついてくるんです。

線香花火ってのはわずか一分足らずの時間を、
ほんとうに色んな姿に変化させながら懸命に燃え尽きますよね。
これはまさに人生そのものじゃないか!
そう思うんですね。

線香花火の変化って、ご存知ですか?
点火してすぐの姿を『牡丹』といいます。火花が短く幾重にも重なって見える、あれです。
その後最盛期になりますと、明るい火花が広く飛び散りますが、これを『松葉』といいます。
しばらくすると、火花が縦の方向に長い線を描くような『柳』
そしてゆっくりと収縮して、短い火花がパチッ、パチッと散る様を『ちり菊』
線香花火の醍醐味はここからでして、ここから粘り強いのが健気です。
そして健気に耐え忍んだ後、
火玉がぽちり・・・・・・と落ちて、線香花火の一生は終わるんです。

みんなで花火を楽しんだ後、
最後の締めとして線香花火をすることって多いと思いますが、
一度、その光景を冷静に観察してみてくださいね。
特に最後の火玉の時!
これはね、本当に見ものなんです。(笑)
火玉を落とさないようにみな必死ですから、物すごい顔をしていますから、みんな。(笑)

でもね、そういう「まだ行かないでくれ」と思う、まさにその姿って、
人を送る時と同じだなって思うんです。
特に愛する人や身近な人だったら尚のことですね。

人の一生は長い歴史の中では刹那的なものでしかありません。
朝は紅顔元気な姿で会った友人と、
夕には棺に入って冷たくなった姿で会うことだってあるんですよ。

終戦という出来事と線香花火の姿から、
人生や人の命の刹那さ、儚さや脆さ、危うさ。。。。。。
そういったことをヒシヒシと感じるんですよね。

だからこそ愛や友情や思いやりって、とってもありがたいって思えるし、
いま自分が生きている生命の尊さや奇跡的な確率なんてものと真剣に向き合いたい。
そういうことを考えるんです。

終戦記念日?そんなの関係ねぇよなんて仰らず、
そんなことをちょっとでも「思い出す」一日であればなって、心から願います。
そして、だからこそ生命を大切に!愛する人を大切にしてね!って伝えたいんです。

しあわせですか?

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【白骨の御文書】
それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、
まぼろしのごとくなる一期なり。
さればいまだ万歳の人身を受けたりといふことをきかず、一生過ぎやすし。
いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。
われや先、人や先、今日ともしらず、明日ともしらず、
おくれさきだつ人はもとのしづくすゑの露よりもしげしといへり。
されば朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。
すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、
ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、
六親眷属あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。
さてしもあるべきことならねばとて、野外におくりて夜半の煙となしはてぬれば、
ただ白骨のみぞのこれり。
あはれといふもなかなかおろかなり。
されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、
たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまゐらせて、
念仏申すべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。
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