終わらない夜 はじまりの朝
区切りのいい数字ってのが好きじゃありません。例えば10とか100とか1000とか・・・。区切りがつくということは、そこで歩みが止まるってこと。・・・そんな気がしてなりません。そんな訳で、11とか101とか1001とかが好きです。人生に「節目」ってありますが、それはそこで終わりって事じゃなく、そこから次のステップに踏み出すということ。例えば「元服」ってのがありましたが、あの儀式は、「今日で子供が子供が終わり」って意味...
Morning Station
朝の透明な光降り注ぐ。朝の駅は人の吹き溜まり。道端ならば、風が葉っぱをさらっていくけれど、朝の駅では、風の代わりに電車来たりて人々をさらっていく。駅の人々は電車が来るたびにさらわれていくも、次から次へと人は来る。駅のアナウンスと蠢く音、新聞や雑誌をめくる音だけが聞こえてくる。人がたくさんいるのに、人の声せず。人の存在がしない駅。にほんブログ村...