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    ぽたPhoto

    力づくの世界からの解脱

    3歳の子供が、食べ終わったお茶碗を持って台所に歩いていきました。ところがその子は、台所の流しの手前で転び、持っていたお茶碗を割ってしまいました。ここで別の問いですが、言葉や文字は、あなたの思いの何パーセントくらいを表現できていますか?言葉や文字しか見ない人は、3歳の子供が転んでお茶碗を割ってしまった時に、皿を割った!ということだけをことさらに強調して咎め、攻撃し、批判したりする人と似ています。言葉狩...

    かなしくてやりきれない

    美しいこの星を美しく飾ることができるのは人類です。この星を魔界に墜とすことができるのも人類です。心ひとつで光を増し、闇をも生み出すことができるのは人類です。政治家や権力者は、自分の子どもたちに、どのような世界を遺してやれるのかを考えたことがあるのでしょうか。今の地球のありさまを、人々はご先祖様や神仏にお見せすることができましょうか。かなしいのはこの世のありさま。かなしいのは人類のありさま。それは同...

    苦しむ人を見るのは苦しい

    自分が苦しい時に、思い出して欲しいことがあります。それは、人が苦しむ姿を見るのは苦しいということです。自分一人で生きていると思わないでください。自分一人が苦しんでいるとは思わないでください。私なんかが死んでも、誰も悲しまないよ・・・という人がいます。 それは、あなたが自分のことしか思えていないから、です。見えない所から、多くの人があなたを見ています。苦しい時、あなた一人が苦しんでいるとは思わないで...

    上昇気流に乗せることばを

    施設入居者様のあるおばあさんは、サービスを終えた後に必ず 「すみません」 と仰るのです。これは謝罪ではなく、お礼を言っているのですが、この言葉は私の胸を苦しくします。すみません という言葉には、申し訳ない という意味合いがあります。そのおばあさんも、加齢で自分が動けなくなっていることを自覚されており、他者の手を借りて生活することに申し訳ない気持ち、うしろめたさを抱えておらるのが見て取れるのです。言葉...

    感情をわが子として扱う

    3月の初めに「あらゆるものを否定してはいけない」というお言葉が来たのですが、この言葉のことを、色々な局面で考えています。今月(6月)は、怒りやイライラについて考える機会が多く与えられています。その件でブログ記事の下書きをしているのですが、感情とはいったい何か?という問いが浮かびました。とりわけ負の感情とはなんでしょうか。疑い 偽り 怒り 驕り 妬み 罵倒 羨望 恨み ・・・私は、これらは悪しき心とし...