プチ瞑想 04 行動管理と感情認知
前回は、プチ瞑想の手段として、手印を組むことをしたことを書きました。イラっとしたら、さっと法界定印を組んで、感情に呑まれないように実践しました。半年ほどこれを続けていると、実際に法界定印を組まなくても、心の中で印を組むイメージをするだけで対処できるようになってきました。私が法界定印を組むにしても、イラっとした自分に気づけるから印を組めるのです。イラっとした感情に任せて怒鳴ったり、手を出したり、いじ...
プチ瞑想02 どう考えたのか
前回書いたのは、私は人を怒らせる名人と呼ばれた時期があったことと、その結果、他者を傷つけたことに気づかされ、自分の性格を修正すべきと痛感したことでした。この傲慢な体験から、自分の性格を修正する方法をいろいろと調べるようになりました。もちろん、何からやればいいのか分からないまま、手探りの状態でした。とにかくまずは自分の態度や言葉、語気に気を付けるようにしましたが、忙しい日常の中ではイライラした態度を...
ウニ ~トゲの存在としての自己~
当ブログでは、自分自身を生き切ることが大切だという見解から、まずは己を建てること自分自身を知ること自己内観の大切さを思考のベースにして書いています。当ブログでは、「自分の心の向き」、「自己内観」 という言葉を使っていることが多いです。どうして自己内観が必要かというと、お釈迦様もイエス様も、徹底的に自分自身と対峙した先に解脱されているからです。お釈迦様もイエス様も、ご自分の内面と闘い、打克つことでこ...
日常でできる こころの修行
介護をしていると、人それぞれの感覚の違いを嫌というほど味わうことがあります。着替えの介助一つにしても、できる限りその人にやってもらおうとする職員がおり、一方ですぐに介助して済ませる職員もいます。これは業務時間の兼ね合いも関係しますが、その職員の性格による部分もあります。人の性格と、置かれた状況によって、その時の人の思いはコロコロ変化し、その場その場に順応しようとします。当然ですが、その時の思いの状...